沖縄のステーキは本土のステーキに比べると安くいただくことができます。ステーキ店の店舗数も本土に比べると断然多くみられます!沖縄県内に根付いたステーキ文化。気になったので調べてみました。
- 目次
- 沖縄のステーキはなぜ安い?
- 沖縄のステーキ店舗数は日本一!
- 沖縄のステーキ文化
- まとめ
沖縄のステーキはなぜ安い?
沖縄ステーキと呼ばれるステーキ。
本土のお店で食するより沖縄のステーキ店で食するほうが安くいただけるとあって、観光客も沖縄にきたらステーキを食べる方が多いようです。
沖縄は本土復帰前、アメリカに統治されていたため、多くの輸入物質の関税を低く設定されていました。
牛肉も例外ではなくアメリカ産牛肉も輸入する際の関税が本土に比べると、低く設定されていたようです。そのため、沖縄の飲食店で提供されるステーキは本土よりも安いようです。
ステーキは沖縄県民にとっては、身近な贅沢品だったようですね
沖縄のステーキ店舗数は日本一!
沖縄にはステーキ店が数多くみられます。
調べてみると人口10万人当たりの店舗数は全国1位!なんと全国平均の約3倍!日本一!だそうです。
沖縄であちこちに見られるステーキ店舗ですが、まさかの日本一!これは凄いですね^_^
なぜそんなにステーキ店が増えたのか?
それは戦後アメリカに統治されていたことが関わってきます。
また、戦後だったため、沖縄には多くの軍人が駐留していました。アメリカ人の食文化であるステーキを異国の地である沖縄で食べようと、ステーキ店を開店すると軍人や関係者が殺到したようです。
アメリカに統治されいることで、先に述べた、「関税が低く設定されている」ということから、輸入牛肉が安く手に入るようになります。
輸入牛肉が安く手に入ることで、沖縄にステーキ店のチェーン店や個人経営などが立ち並ぶようになりました。
それがステーキ店舗数日本一になった要因の一つでもあるのですね(o^―^o)
ちなみに沖縄ステーキで使われる部位ですが、よく食べられる『テンダーロインステーキ』と呼ばれるステーキがあります。
これはヒレ肉の事を米国では『テンダーロイン』と呼んでいるため、沖縄でもその名で呼ぶようになったようです。
沖縄のステーキ文化
沖縄でステーキが食べられるようになったのは1950年ごろ。
米兵を相手にステーキ店を開業したところ、毎日、行列ができるほど繁盛したとのこと。
そんな大繁盛のステーキ店ですが、関税が低く抑えられているとはいえ、ステーキ店で食べるステーキは、やはり贅沢な食べ物!
最初から庶民が気軽にステーキを食べられたわけではなかったようです。
沖縄が本土復帰をする前は、パスポートがないと沖縄へは来ることができなかったのですが、本土復帰を果たしたことで、パスポートが必要なくなり、本土からの観光客が急増!
観光客が行きかう観光地などにもステーキ店舗が立ち並ぶようになりました。
県民がステーキを食べられるようになったのは、景気が良かった1980年代のバブル期。
景気が良くなったことで気軽に食べられるようになり、身近な食べ物になってきたようです。
この頃から、『沖縄ステーキ』という文化が県内外にも浸透してきたのではないでしょうか。
まとめ
沖縄のステーキが本土よりも安く提供されているのは、本土復帰前アメリカに統治され、輸入肉の関税が低く設定されているのが理由だったんですね。
本土復帰後には本土からも、安くておいしいアメリカン牛肉、ステーキが食べれると観光客が急増!!
ステーキ店もどんどん増えていき、いまや、人口10万人当たりの店舗数は全国1位!なんと全国平均の約3倍!の日本一!
さすが!〆はステーキ!と、ある番組でも取り上げられていましたね^_^
また、沖縄県民は最初から当たり前のようにステーキを食べていたのではないようです。
やはり、ステーキは県民にはまだ遠い贅沢品…
ステーキが身近な食べ物になったのは、景気が良かった1980年代のバブル期。
そこから県民にステーキが浸透していき、『沖縄ステーキ』というステーキ文化が根付いたよです。
沖縄の方が愛するステーキ。 店舗数を日本一に導いたステーキ文化。
いかがでしたでしょうか^^
最後までお読みいただきありがとうございました。